海外にいつ行ける?ポストコロナ時代の旅行はどうなるのか?

昨年発生した新型コロナウイルスの大流行により、私たちの生活は一変しました。世界中の人が母国への帰国を余儀なくされたり、航空会社が倒産したり、旅行会社が大量の社員を解雇したり、宿泊用のホテルが仮設病院になったり…と、本当に色々なことが起こりましたよね。

ただし幸いなことにも、ワクチン接種がすでに始まっています。ほぼコロナ以前の状態に戻った国も多く、イギリスではなんと3,000万人以上の国民がワクチン接種済みだということです。こうしてみると、世界はようやく落ち着きを取り戻しつつあるように見えますね。

世の中が徐々に「正常」に戻りつつある今、旅行、特に海外旅行がよく話題に上がっています。昨年2020年は多くの人が旅行計画を延期せざるを得ませんでしたが、今年は状況が好転しているのです。旅行会社も営業を再開していますが、今まで通り、感染防止の注意が必要であることに変わりはありません。

そこで本記事では、コロナ禍での旅の安全に関するヒントを紹介してきます。では早速見ていきましょう!

健康診断

コロナ渦での外出自粛により、運動量の減少、食生活の変化、睡眠パターンの乱れ、アルコール摂取量の増加などの症状が見られた方も多いのではないでしょうか?米国心理学会によると、コロナの自粛期間中に意図せず体重が増減したアメリカ人は、およそ61%にも上るそうです。こうしたライフスタイルの変化の結果、心臓病、2型糖尿病、高血圧、睡眠時無呼吸症候群、そして様々な種類の癌の患者数が増加したようです。常日頃から、健康的な食生活と適度な運動を心がけるのが大切ですね。

ワクチン接種と検査

渡航先によっては、PCR検査やワクチン接種証明書の提出を求められる場合があります。また、国内旅行か海外旅行かによっても基準が異なります。航空会社に電話して、すべての基準を満たしているか確認しましょう。

また、疾病対策予防センター(CDC)のTraveler’s Healthのページで、他の国に入国する際に必要なワクチンを調べることもできますので、事前に必ずチェックしてみてくださいね。

〜旅に関するアドバイス〜

以下では、安全な旅を送ってもらうためのアドバイスを3点挙げました。

・水をたくさん飲む

特に急いでいるときは、水分補給を忘れがちになります。機内に水を持ち込むことはできませんので、搭乗前にできるだけ多くの水分を摂っておきましょう。また、免疫機能を助けるため、ビタミンCとDを食事に取り入れるのもおすすめです。

・密室空間に備える

飛行機内では、初対面の人と密室に閉じ込められるということも念頭に置いておきましょう。しかも、パンデミックの後なので、おそらくフライトは1年以上ぶりという人が多いかもしれません。可能であれば、長時間のフライトでは、定期的に立ち上がって通路を歩くようにしましょう。そうすることで、エコノミークラス症候群の発症リスクを減らすことができます◎。

・常に注意を怠らない

状況は良くなりつつありますが、いまだ安全対策を怠ってはいけません。旅先では、大勢の人が集まる場所からはできるだけ離れましょう。また、十分な休息をとってください。食べることを大いに楽しんでいただいて構いませんが、野菜や果物も積極的に摂りましょう。水泳やウォーキング、子どもなら公園で遊ばせてあげるなど、体を動かすこともお忘れなく。